・最安1泊2,500円。新宿で安く泊まれるカプセルホテルの1つ。
・男性、女性フロアは完全分離。
・男性は大浴場付き。館内着、タオル、化粧品類など無料。
新宿歌舞伎町にあるカプセルホテル新宿510(ゴーイチマル)に泊まってきたのでレポートします。
カプセルホテル新宿510の場所/基本情報
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-40-1 |
最寄り駅 | 新宿駅東口、西武新宿駅、東新宿駅 |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | 翌12:00まで |
公式サイト | http://capsule510.jp/ |
新宿駅方面からの行き方
新宿駅東口からだと徒歩10分ほどの道のりです。
歌舞伎町の奥にあるため、西武新宿駅、東新宿駅からも近いです。
まずは歌舞伎町のゴジラロードに入り、ゴジラがある新宿東宝ビルを目指します。(一番街、さくら通りなど近くの通りからでもOK)
新宿東宝ビルが見えてきたら、ビルのゴジラがいる側を横切り歌舞伎町の奥に進みます。
突き当りで通りが見えてきたら右に曲がります。
曲がるとすぐにネットカフェ「GRANCUSTOMA(グランカスタマ)」のビルが見えてくるので、横の通り(3番通り)に入ります。
3番通りを2分ほど歩くと左手にホテルが見えてきます。
男性カプセルと女性カプセルは実質別のお店
このホテルは男性専用カプセルと女性専用カプセルが同じビルにあるのですが、それぞれのお店は入口から中のフロアまで完全に分かれていて、行き来ができない構造になっています。
男性側が新宿510、女性側がレディース510と店名も異なるので実質別のお店とも言えます。
中身も男性店はカプセルホテル専門で、女性店は休憩所付きのサウナとカプセルホテルが併設されている点が異なります。
男性側は浴場内にサウナがなく(2016年に廃止)、日帰り入浴ができないものの、すぐ近くにAKスパという系列のサウナ店があります。
事前に予約をした場合は、フロントで名前と予約したサイト名を告げればすぐにチェックインできます。
宿泊代は現金またはクレジットカードでの支払いができます。
フロントでチェックインを済ますと、ロッカーの鍵と入浴用のタオル2枚を受け取り中に進みます。
チェックインは15時から、チェックアウトは翌12時まで。
チェックアウト時間が遅いので、夜遅くに着く時やゆっくり過ごしたい時にいいです。
中に入りきらない大きな荷物はチェックアウトまでフロントで預けることができます。
フロント近くに貴重品用ロッカーもあります。
館内着はMとLの2サイズ。
サウナやカプセルでお馴染みのデザインで洒落っ気はないですが、館内で楽に過ごせるのがいいです。
【2階~6階】カプセルの中
一番多い3階で100室以上、全部合わせると300室近くある大型のカプセルホテルです。
各階はエレベーター(2機)と階段で移動できます。
エレベーターを降りるとすぐにカプセル客室があるフロアに出ます。
フロアはとても静かで、エレベーターホールに面した場所には客室が置かれていません。
どこになっても快適度にそう差はなさそうですが、奥にあるカプセルのほうがより静かに過ごせると思います。
中に入ってみます。
カプセルの中はシンプルなつくりです。
共用フロアは全体的に古い雰囲気があるのですが、カプセルの中は古さはなくいたって普通です。
シーツがびしっと敷いてあって清潔感もあります。
寝具は薄めの毛布と枕付き。
敷布団は硬くなく、長時間横になっても痛くなったりはしませんでした。
テレビは小型で、地上波放送、NHKBS、NHKプレミアム、wowwow、アダルトが映ります。
室内にスピーカーはなく、常備されているイヤホンをつけて視聴します。
カプセル内にある設備は、テレビの他に、アラーム、照明の調節、コンセントが1か所あります。
操作パネルにラジオのつまみもありましたが動きませんでした。
カプセルの広さは?
カプセルの広さは、おおよそ奥行き200cm、横幅100cm、高さ90cmありました。
奥行きが200cm以上あり、入口はカーテンで閉めるタイプなので、身長が高い人でもしっかり足を伸ばして過ごせます。
横から入れるタイプのカプセルもありました。
こっちのほうが簡単に出入りができそうです。
【2階】大浴場・共用ラウンジ
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新宿510は大浴場付きのカプセルホテルです。
清掃時間以外は24時間いつでも自由に使えます。
宿泊者専用で日帰り入浴は受け付けていないので、時間帯によっては貸し切り状態で使えることもあります。
以前は男性側にもサウナがあったそうですが、2016年に廃止されてしまいました。
洗面所には化粧品、ヘアセット用品、クシ、ドライヤー、歯ブラシ、シェイバーなど必要なものが一通り揃っていて、全て使い放題です。
バスタオルとハンドタオルは1枚づつフロントで貰えます。
追加のバスタオルは50円、ハンドタオル無料です。
大浴場の様子・感想
大浴場の中は10人は入れる大きなお風呂が1つ、それを囲むようにシャワーが10台あります。
お風呂の温度は40度くらいでぬるめです。
シャワー台にシャンプー、リンス、ボディーソープが常備されています。
お風呂は、正直言うとこれといった特徴はないです。
浴槽が1つあるだけなので、長く楽しむには不向きです。
サウナ好きとしては、ここにサウナがあれば見方が大きく変わっていたので廃止されてしまったのは残念なところです。
しかし、最安2,000円台で泊まれる施設に入り放題、アメニティ使い放題の大浴場があるだけで、サービス面では頑張っていると思います。
歌舞伎町にある風呂付カプセルホテルは、510の他に新宿区役所前カプセルホテルとはたごやがあります。
新宿510の風呂を順位付けすると、両者の間に入る2番目だと思います。
宿泊料金では新宿510が最安になる時もあるので、コスパ面でも負けていないです。
飲食スペース
2階にはちょっとしたラウンジのような飲食スペースがあります。
風呂から上がった後にここで少し湯冷ましするとカプセルで蒸し暑くならずちょうどいいです。
お酒以外の飲食物は自由に持ちこむことができます。
館内でも飲み物やカップ麺や菓子パンなどちょっとした軽食も売られています。
無料Wi-Fiあり
館内でホテルが提供する無料のWi-Fiが使えます。
画像は2階飲食スペースで計測した数値です。
飲食スペースにコンセントがなかったので、長時間のPC作業には不向きです。
【新宿510の周辺情報】意外と便利で治安も悪くない
ドン・キホーテ新宿店まで歩いてすぐ
新宿510を出て左側(大久保、職安通り方面)に歩くとすぐにドン・キホーテ新宿店があります。
24時間営業で歌舞伎町の入り口にあるドンキよりも広いです。
特に食品類はこちらの方が断然品ぞろえがいいです。
また、ドンキホーテの奥はコリアンタウンの新大久保に続いていて、裏路地とは思えないほど賑わっています。
飲食店はチェーンから個人店までたくさんあり、大久保エリアには韓国料理以外にもタイ、インド・ネパールなどアジア系飲食店がたくさんあるので外食には困りません。
夜の雰囲気・治安について
新宿510がある場所は歌舞伎町の中でも一番奥のエリアで、周辺は歓楽色が強い夜の街です。
そのため、昼営業のホストクラブなんかを除けば、ほとんどのお店が夜からオープンするため、昼間は人がまばらでむしろ治安がいいです。
夜は治安が悪いのかと言えばそんなこともなく、確かに雰囲気はダークなのですが、普通に歩いていてなにかトラブルに遭うということはめったにないです。
(高頻度でパトカーが巡回しているので、人がいない住宅街なんかよりもよっぽど安心できます)
最近は外国人観光客の増加と、隣の新大久保エリアが若い人で賑わっているのもあって、夜遊び目的以外で歩いている人が多く、夜でも安心して歩ける雰囲気があります。
【料金表・予約方法】1泊2,500円~
各予約サイトの最安料金
サイト名 | 男性 (新宿510) |
女性 (レディース510) |
楽天トラベル | 2,500円 | 3,600円 |
じゃらん | 2,500円 | 3,600円 |
Yahoo!トラベル | 2,900円 | なし |
るるぶトラベル | 2,900円 | なし |
Expedia | 3,201円 | なし |
Hotels.com | 3,201円 | なし |
公式サイト | 2,800円 | なし |
調査日2019年6月29日 空室状況やシーズンにより料金が異なる場合がございます |
最安は楽天トラベルとじゃらん、プランの種類も豊富
プラン | 楽天トラベル | じゃらん |
ショートステイプラン | 2,500円~2,800円 | 2,500円 |
男性早割プラン (金・土曜日なし。28日前まで) |
2,500円 | なし |
男性テレビ無し | 2,600円~2,900円 | なし |
男性テレビあり | 2,900円~3,500円 | なし |
ロングステイプラン | 3,400円~4,000円 | なし |
AKスパ利用券付き | 3,800円~4,100円 | 3,800円~4,100円 |
女性スタンダード | 3,600円~4,600円 | 3,600円~4,600円 |
女性スリーペア | 3,800円~4,800円 | なし |
調査日2019年6月29日 空室状況やシーズンにより料金が異なる場合がございます |
カプセルホテル新宿510は公式サイトといくつかの宿泊予約サイトでオンライン予約ができます。
最安で泊まれるプランを調べてみたところ、
女性(レディース510)も楽天トラベルとじゃらんにあるスタンダードカプセル1泊3,600円~でした。
ショートステイプランはその名のとおり、滞在できる時間が21:00から翌9:00と通常より短い分、料金がより安くなっています。
早割プランは予約ができる日が宿泊日から28日前と少し遠いので、早くから予定が決っている方向けです。
また、注意点として、どちらも土曜日の予約は受け付けていません。
特別な割引プランを除いた通常のプランだと、一番高い土曜日でも1泊3,500円で泊まれます。
チェックアウトが翌日12:00までと遅い点を考慮すると、新宿で最も安く泊まれるカプセルホテルの1つです。
公式サイトからの予約も安い
公式サイトからの予約は最安2,800円、一番高い土曜日で3,500円とこちらも安いです。
サイト内に“公式サイトが一番お得”という表記があるとおり、ショートステイや早割など特別なプラン以外のプランでは宿泊予約サイトよりも100円ほど安くなる日があります。
一方、最安料金で言えば、上にも書いた楽天トラベルとじゃらんにあるプランの方が安いです。
また、公式サイトからだとロングステイ、テレビあり、なしなど、プランの種類も選べないデメリットもあります。
女性は公式サイトで予約不可?
女性も公式サイトで予約できるかと思いきや、なぜか女性カプセルで調べると空席確認のページが出てきません。
原因はわかりませんが、現状公式サイトでの予約ができない状態になっています。
女性の最安プランは上記のとおり、楽天トラベルとじゃらんにあるスタンダードカプセルの1泊3,600円~。
料金は男性よりも高いですが、カプセルの種類がスタンダードとスリーペアの2種類あり、サウナ、マンガコーナなどの男性側にはない設備・サービスがあります。
予約なしの場合
男性 | |
宿泊 (イン15:00~アウト翌12:00) |
3,900円 クーポン使用で3,200円(土曜以外) |
深夜 (イン1:00~アウト翌12:00) |
3,300円 |
早朝 (イン5:00~アウト18:00) |
2,800円 |
レディース510(女性カプセル) | |
通常カプセル (イン15:00~アウト翌12:00) |
3,600円~4,600円 |
スリーペアカプセル (イン15:00~アウト翌12:00) |
3,800円~4,800円 |
空室があれば予約をしないでも宿泊できます。
男性は公式サイトの割引クーポンを使用すれば土曜日以外の宿泊(15:00~翌12:00)が1泊3,200円になります。
予約したほうが安くなるケースがほとんどですし、飛び込みで行くと空いていない可能性もあるので、予約をしての来店がオススメです。
カプセルホテル新宿510/レディース510の公式サイトはこちら
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