【閉店】スパリゾートプレジデントに泊まってみた【上野・御徒町のスパ&サウナとカプセルホテル併設店】

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【レポート】スパリゾートプレジデントに泊まってみた【上野・御徒町のスパ&サウナとカプセルホテル併設店】

【追記】こちらのお店は閉業しました。

御徒町駅近くにあるスパリゾートプレジデントに泊まってきました。

ここは上野・御徒町エリアに数多くある、泊まれるスパサウナ店の1つです。(男性専用店)

滞在方法はスパサウナお馴染みのリクライニングチェアがある休憩室、パソコン付き個室の和風ネットブースカプセルホテル(ログキャビン)の3種類から選べます。

大浴場は広いドライサウナとミストの2種類あり、水風呂は冷ための15度、休憩用のベンチも用意されていてサウナ好きの方が特に楽しめます。

また、ただお風呂と休憩所があるだけでなく、漫画コーナー、アカスリなどのリラクゼーション、食堂など館内の設備はなかなかの充実度で丸一日いても退屈しません。

今回はカプセルのうちデラックスという、机付きのちょっとした専用空間が確保された客室に泊まってみました。
合間にパソコンで作業をしたい方や、普通のカプセルでは宿泊者同士の距離感が近すぎてちょっとなーという方にも使いやすいタイプです。

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スパリゾートプレジデントの場所/基本情報

住所 東京都台東区上野3丁目28−6
最寄り駅 御徒町駅、上野広小路駅、上野御徒町、仲御徒町駅
チェックイン/チェックアウト 15:00/10:00
駐車場 なし
公式サイト https://sparesortpresident.com/

お店への行き方

スパリゾートプレジデントへの行き方①
御徒町駅北口を出て左に曲がり、50mほど通りを直進。
スパリゾートプレジデントへの行き方②
MATSUZAKAYA(松坂屋)とジュエリーツツミの間の通りに入る。
スパリゾートプレジデントの外観
到着。
受付は2階にあります。

【料金表】入浴は3時間1,000円~

入浴滞在コース

入浴滞在の料金表

受付時間 ご入浴滞在コース 料金 延長料金
(追加1時間まで)
深夜追加料金
(深夜1時を超えた滞在)
4:00~12:00 3時間滞在 1,000円 500円
12:00~21:00 3時間滞在 1,100円
10:00~21:00 6時間滞在 1,800円 1,050円
4:00~21:00 12時間滞在 2,350円 1,050円
21:00~4:00 深夜パック
(朝10時退館)
3,000円
料金表は2019年11月時点の情報です。最新の料金とは異なる場合がございます。

宿泊滞在コース

宿泊滞在コースの料金表

受付時間 ご宿泊滞在コース 料金 延長料金 退館時刻
15:00~4:00 和風ネットブース 3,200円 550円 翌10時
カプセル
(スタンダード)
3,700円
カプセル
(デラックス)
4,200円
料金表は2019年11月時点の情報です。最新の料金とは異なる場合がございます。

フロアマップ

スパリゾートプレジデントのフロアマップ
スパリゾートプレジデントのフロアは2階から5階まであります。

2階にフロント、ロッカー、大浴場
3階に休憩室、食堂
4階に仮眠室、和風ネットブース
5階にログキャビン(カプセル)があります。

入浴滞在の方も宿泊滞在の方もまずは2階のフロントでチェックインをしてロッカーの鍵を貰ってから館内に進みます。

【5F】ログキャビン専用フロア

フロント・大浴場があるフロアとログキャビンは直接行き来ができない。外にあるエレベーターで5階へ
2階から4階は階段で行き来できるのですが、ログキャビンがある5階だけは行き来ができない構造になっています。

ログキャビンに行くときは一旦出口に出て、外のエレベーターで移動する必要があります。

フロントを介さずに行けてしまうセキュリティ上の問題からか、靴をロッカーに入れてサンダルに履き替えて、服も館内着に着替えてからでないと5階に行けません。
5階に上がると無味乾燥とした薄暗いエレベーターホールが
5階に上がると雑居ビル感丸出しのエレベーターホールが現れます。
従業員用のバックスペースに続いていそうな、本当にここにカプセルホテルがあるのかという雰囲気です。

行き来できない構造的を見ても、ログキャビンのフロアは後から作ったのかもしれません。

奥に進むとログキャビンルームと書かれた入り口がありました。
ログキャビンフロアの通路

中に入るとちゃんと寝室のフロアがありました。

ログキャビンという名前のとおり、オーソドックスなカプセルホテルの寝室とは違う木製のベッドが並んでいます。

何もなさそうな最上階を進んだ先にあるところを含めて、秘密のアジトっぽくてそそられます。(笑)5階ログキャビンフロアのマップ
案内図を見た感じだとログキャビンの数は40室です。

おそらくスタンダードが30室、デラックスが10室あると思われます。

ログキャビンカプセル(デラックス)の中

ログキャビンデラックスはカーテンで仕切られた専用スペース付きのカプセル
ログキャビンの中でも専用のプライベートスペースがあるデラックスに宿泊してみました。

中に入ってみましょう。

ログキャビンデラックスの中①
中は一畳ほどのスペースに机が置かれていて、その横にカプセルベッドがあります。
(今回は下段ベッドの部屋を選びましたが、上段にベッドがあるタイプのデラックスもあります。
どちらも料金は同じです。)

カプセルだけど、個室感もあるという、不思議な空間です。

ログキャビンデラックがあるエリア
今回は片側に部屋がない角の部屋に当たりましたが、隣りの部屋とカーテン越しに接している部屋もあります。

隣に部屋がない場所の方がより人目や物音を気にしなくていいので当たりだと思います。
デスク
机は読書灯と電源が付いています。

サイズは小さめで、13インチのノートパソコンとA4サイズ資料をギリギリ置けるかなといったくらいです。
椅子も木製で背もたれが硬く、座り心地は良くないためビジネス向けではないですが、背もたれに枕を置いたりして工夫すれば長時間使えます。

まぁ疲れてきたらすぐ隣にあるベッドで寝転がってしまえばいいのです。
これは共用スペースや外のカフェではできないメリットです。

ベッドはマットレス厚め、大型テレビ、個別空調付きで高機能

ログキャビンデラックスの中②

ログキャビンデラックスの中③
ベッドの設備を見てきます。

横から出入りするタイプなので、普通のカプセルよりも圧迫感がなく横幅が広く感じます。

ログキャビンの広さは210cm×100cm
ベッドの広さは奥行き210cm横幅100cmほど。マットレス極厚
楽天トラベルの説明欄に“マットレス極厚”と書かれていたとおり、厚めのマットレスが敷かれています。
完全に脱力して体重をかけても硬さを感じなく寝心地は良いです。

枕は好みのものを選べる
枕はベッドに常備されているもののほかに、共用スペースにチップ系や柔らかいタイプなど種類の違いものが置かれていて、好きなのを1つ持っていけます。

シーツ、布団も清潔で寝室環境は今まで泊まったカプセルの中で上位です。
テレビは大型
テレビはカプセルホテルの個室にあるものとしては大型。
地上波キー局の他に、BS1、成人男性向けのチャンネルが映ります。
マットと肘置きつきなので、腰掛けてテレビが見れる
壁に謎の設備が付いてるな…と思い細い部分を倒してみたらなんと肘置きになりました。
壁には程よい硬さのクッションが付いているので、テレビを壁に寄りかかりながら見ても身体が痛くなりません。
個別空調付き
さらに個別の空調も付いています。

カプセルの中は熱くなりやすいという弱点もこれで問題なし。
ただ風量を調節する部分が壊れていたため、ずっと風量MAXの状態で音が少しうるさかったのが残念でした。

【泊まってみての感想】
寝台列車やフェリーで寝室の等級をグレードアップした時に感じるような、ちょっとリッチな気分になれる部屋でした。グレードアップと言っても、スタンダードからたった500円を足せばこの部屋に泊まれます。

ほかの客室とはカーテンで仕切られているだけなので、防音性やプライベート感は個室のホテルには及びませんが、1泊4,200円という格安料金で大浴場も使えるので満足度は高いです。正直、寝るだけでいいならスタンダードタイプでも十分だと思いますが、プラス500円なら割高感は無いので、迷ったらこっちのタイプを選ぶのもアリです。
普通のカプセルは他の宿泊客との距離感が近くて落ち着かないと思う方、パソコンでの作業、勉強など静かにできることを部屋でしたいという方には特にオススメです。3,4階にある休憩室などでもパソコンをいじったり、本を読むことは出来なくはないですが、共用スペースだと人目が気になったり、好みの席が確保できなかったりと問題もあるので、専用のデスクが使える点はカプセルホテルとしては価値があると感じました。施設の全体が古いか新しいかで言えば、古い方に部類されるお店です。
オッサンのアジト感がある、渋い雰囲気が好きか苦手かで評価が分かれるとろもあると思いますが、サウナ好きな方はこの雰囲気に慣れている方が多いと思うので、大きなギャップはないでしょう。

【2階大浴場】広いドライサウナと15℃の水風呂あり!

このお店のメインの施設と言っていい大浴場の中をレポートしていきます。

入浴滞在なら館内着、タオルが料金に含まれていて、シャンプー、アメニティなども使い放題でかつ、仮眠室も使えて3時間1000円からと格安です。

全部込みで1,000円なら銭湯に行くよりもお得ですね。

風呂とサウナ好きな方はご存じの通り、スパリゾートプレジデントをはじめ、上野・御徒町エリアにあるほとんどのカプセルホテルに大浴場とサウナが付いています。

どこも料金が安く、サウナに力を入れているお店が多いのが特徴です。

スパリゾートプレジデントも他のお店に引けを取らない、サウナ充実系の大浴場でした。
大浴場の写真

風呂場は上の写真のように、全体が黒色のタイルで覆われていて温泉旅館の大浴場のような本格的な雰囲気です。
浴場の奥には滝が写っている古びた大きな蛍光看板があり、男の風呂場という雰囲気が出ています。

広さはそこまでありません。
例えるならちょっと広い銭湯くらいで、休憩室やカプセルの収容人数を考えると混む時間帯もありそうです。

今回は夜の11時ごろと、チェックアウト前の朝に入ってみました。
夜はそこそこ空いていた(多くても同時に5、6人くらいの混雑度)ので時間によってはゆっくり入れるチャンスがありそうです。

プレジデントの大浴場イメージ図
大浴場の設備を詳しく解説してきます。

メインの浴槽は縦長で定員10名くらい。
体育座りでぎゅうぎゅうになれば15~20人はいけるかなという広さです。

お湯は北海道二股温泉の炭酸カルシウム温泉(おそらく人工温泉)で、温度計は40℃を指していました。
水風呂側にバイブラバスがあり、反対側は「炭酸カルシウム泉」と書かれた滝のようなつくりの岩からトロトロとお湯が出てきていていかにも効能がありそうな演出をしていて面白かったです。

シャワー台は座って使うタイプが11台。
シャワーヘッドが水圧の強さやパターンを変えれるタイプなのが良かったです。
さらに入り口近くにスタンディング式が2台。

置かれているアメニティはシャンプー、リンス、ボディソープ、シェービングクリーム、石鹸、歯ブラシ、ヒゲソリ、身体を洗う用のボディタオルなど、一通り揃っているため、手ぶらで来ても大丈夫です。

また、1台だけ高級シャンプーなどの違うアメニティが置かれている場所あり、この手の施設のアメニティが髪に合わない人にも配慮しています。

そして、大浴場で特筆すべき施設がドライサウナです。

中はテレビ付きで広いです。
レンガ壁とウッドデッキで作られた本格的つくりで、座れる場所は20人分ほどですが、ベンチやイスがないスペースも余裕があるつくりになっていて広く感じます。

今回は夜遅くに入りましたが、マットはビチョビチョになっていなく、ところどころに炭が入ったバスケットのようなものが置かれていたりと清潔な印象を持ちました。

温度計は94℃くらいを指していました。
私の体感だと普通くらいの熱さで、普段通りの時間で我慢の限界が来ました。

近くにあるスパ・カプセル店「上野ステーションホステルオリエンタル②」の激熱サウナと比べると優しめのサウナだと思います。

ドライサウナの機械の目の前に小さいイスがいくつか置かれていたので、熱さに満足できない方はそこに座れば熱々のサウナを楽しめると思います。

サウナ後のご褒美、水風呂もしっかり冷えていました。

水風呂の温度は15℃で冷ためなのでご注意
というようなことが掲示に書かれていた通り、サウナで熱くなった身体を入れるとバチッとくる冷たさです。

銭湯で多い20℃前後の水風呂だと身体の熱さが勝ってしまい、そこまで刺激が来なくてうまく身体が整わないこともありますが、さすがに15℃まで下がると冷たさが身体にしっかり染みてきます。

水は定期的に給水口から冷たい水がジャバジャバ出てきていてしっかり循環、冷却されていて、清潔度も問題なさそうです。

休憩用のイスは4席あります。
混んでなければじっくりサウナ後の整いのタイムも楽しめます。

私もサウナ店の情報収集でよく見る有名サウナブログの
Saunaで数えるOneからThousandさんの記事(2017年12月投稿)では、
水風呂がぬるく循環されていない、休憩用のデッキチェアがないと書かれていますが、その後しっかり改善されたようです。
お店の名誉回復のために一応記しておきます。

サウナはドライサウナともう1つ、ミストサウナもあります。

ミストサウナだけ階段を上った高い場所にあり、中はガラス張りになっているため大浴場を見渡せるようなつくりになっています。

ミストサウナといえば温度が低めの施設が多く、長時間入っていると苦しいということはあまりないですが、ここはかなり熱いです。
じっくりとミストを味わうというよりも、ドライサウナと同じように身体の限界まで耐えてしっかり汗をだすのに向いています。

天井から不定期に落ちてくる高温の水滴に怯えながら、呼吸するのも苦しい高温、高湿度の空間で汗を流すのも、ドライサウナとは違ったサウナ体験ができて新鮮です。
3階洗面所
身だしなみを整えるヘアセットコーナーは大浴場がある2階と上の3階にもあり広いです。

アメニティ、化粧品、ヘアケア品なども一通り常備されています。
アメニティ類は一通り常備されています。
化粧水、ボディクリーム、ヘアスプレー、ヘアフォーム(ムース)、ジェル、綿棒、クシなど。
館内着
館内着はこんな感じの甚平タイプです。

【3階・4階】休憩コーナー、仮眠室、漫画コーナー


スパサウナ施設おなじみのテレビ付きリクライニングチェア席がある休憩コーナーもあります。

ソファはゆったりしたつくりで、ほぼフルフラットまで倒すことができます。

今回はカプセル泊なので利用しませんでしたが、実質24時間開放されているのでここで夜を明かすこともできます。
4階仮眠室
4階の休憩コーナーは3階よろも照明が暗くされていてしっかり仮眠・休憩したい人向け。

リクライニングチェア席の他にフラットマットの席もいくつかありました。

期間限定!休憩所泊ならサウナ深夜滞在パック2,200円がお得

期間限定でサウナ深夜滞在パック(19時~翌10時)が2,200円とお得
休憩コーナで夜を明かすとなると、通常は料金は最低で6時間コース1,800円+深夜料金1,050円の計2,850円かかりることになります。

しかし現在は、期間限定で超サウナ深夜滞在パックというプランを実施していて、19時から翌朝10時までの滞在が2,200円と格安で利用できます。

さらに+500円で食事付、+700円で食事+1ドリンクが付く、3,000円以下で深夜滞在と食事を済ますことができてしまうお財布に優しいオプションプランもあります。

深夜~早朝も営業しているスパサウナ店は、深夜に追加料金がかかるお店がほとんどで、泊まると3,000円近くかかるのが普通ですから非常に安いです。
(期間限定プランかつ、実施期間が書かれていなかったので、利用の際は要確認です。)

4階漫画ルーム

4階漫画ルーム
4階休憩コーナーの隣に漫画本がたくさん置かれている漫画ルームがあります。
漫画コーナー②
概要POPがあり読みたい作品を見つけやすい
漫画の数はネットカフェや漫画喫茶には及びませんが、スパサウナ施設の中では多いほうです。

作品紹介のPOPも置かれていて、読んだことのない作品から好みのものを選びやすいです。

麻雀ゲーム
片隅に懐かしのセクシー系麻雀ゲームがひっそり置かれているのもどこか味があります。

スパリゾートプレジデントの公式サイトはこちら

YogaSpaResort

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温度計の数値以上に熱く感じました。
日帰り入浴は3時間800円~。
【レビュー】上野ステーションホステルオリエンタル3に泊まってみた!
オリエンタル系列の3号館。
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日帰り入浴は3時間800円~。
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