・和風の落ち着いた雰囲気
・浴場あり
・歌舞伎町内にあり立地よし
・5泊~1か月の連泊プランあり
新宿歌舞伎町にある男性専用カプセルホテル旅籠屋(はたごや)に泊まってきたのでレポートします。
目次
カプセルホテルはたごやの場所
お店は新宿駅東口から歩いて4分ほどの場所にあります。
歌舞伎町の中でも人通りが多く新宿駅に近い靖国通り側にあるので、一人でも安全に向かえます。
はたごやへの行き方
② 直進して最初に見える右手の通り(すしまみれの横)に入ります。
③ 20mほど直進すると右手にはたごやの看板が見えてきます。
④ 到着
旅籠屋と書かれた赤い暖簾が入り口です。路面店なので場所はわかりやすいです。
新宿駅東口からだとほぼ真っすぐ進むだけなので、簡単にたどり着けます。
段差がほとんどない広い道を通るので、スーツケースを押しながら向かっても問題ありません。
旅籠(はたご)とは、江戸時代に街道沿いの宿場町にあった宿泊施設のことで、今でいう宿やホテルに当たる言葉だそうです。
確かに外観は和風の茶屋や旅館のようです。
近年リニューアルしたということで、古ぼけた感じもなくきれいです。
【料金表】1泊3,200円~ お風呂だけの利用もOK!
料金表
1泊 | 3,200円 |
5連泊 | 15,000円 |
1か月連泊 | 85,000円 |
お風呂1時間 | 1,000円 |
まず玄関で靴を脱いで、シューズボックスの鍵を受付で渡します。
ネットで予約してきたと告げると、受付近くにある券売機で1泊分のチケットを買うように言われます。
料金は写真と表の通り、1泊3,200円~。
クレジットカードは扱っていないので、お店に行く前に現金をご用意ください。
券売機に書かれている金額と予約サイトでの金額は同じだったので、飛び込みで行くと高くなるということはなさそうです。
5泊と1か月の連泊券もあり、1か月連泊だと85,000円と1泊あたり3,000円以下になります。
また、1時間1,000円で入浴のみの利用もできます。
受付で軽く館内の説明を受けた後、館内着やタオルが入った袋とロッカーの鍵をもらい中に進みます。
はたごやの予約方法
はたごやはいくつかの宿泊予約サイトでWeb予約ができます。
公式サイトでは電話予約のみ受け付けています。
Agod,Expediaなどの外資系サイトでは多数掲載されている一方で、楽天、じゃらんなど日系サイトでの取り扱いがないのは、それだけ外国人観光客に人気がある宿ということなんでしょうか。
各予約サイトをざっと調べてみたところ、どこも一律1泊3,200円でした。
スーツケースはロッカーに入らない可能性大
ロッカーはある程度の大きさはありますが、横幅が狭いのでスーツケースを入れるのは難しいです。
連泊の方のみ荷物(キャリーバッグ1つ程度)を受付で預けることができます。1泊の場合は、ロッカーだけで荷物をなんとかしないといけません。
大きい荷物がある場合は、貴重品を抜いて奥のスペースか自分のカプセルブースの近くに置いておくか、外にあるコインロッカーを使う必要があります。
【2階~4階】カプセル客室
カプセル客室は2階から4階にあります。
このお宿はエレベーターがないので、4階に当たってしまうとハズレです。
今回は2階に当たったのでラッキーでした。
カプセルフロアは入り口に厚い扉が設けられていて、客室はパブリックスペースのさらに奥にあります。
カプセルフロアはこんな感じ
カプセルの中は
カプセルの中はベッドスペースに明かりとテレビがあるだで至ってシンプルです。
内装のデザインにどことなく和室っぽさがあります。
シーツと布団はおろしたてのような白さでとてもきれいです。
よくよく考えてみると、こんな押し入れのような狭い空間で寝泊まりするなんてどうかしてるんですが、カプセルホテルだとなぜか秘密基地のようでワクワクするし許せてしまいます。
カプセルの広さは?防音性は?
広さを測ってみたところ、おおよそ縦200cm、横95cm、高さ110cmほどありました。
特に狭さや圧迫感は感じず一晩過ごせました。
よほど大きな人でない限り、足が通路にはみ出てしまうことはないでしょう。
防音性については、店の外の音はほとんど聞こえてこなくカプセルフロアはとても静かでした。
他の宿泊者から漏れるいびきなどの音に関しては、カーテン一枚で塞いでいるだけでほとんど防ぎようがないため運に左右されます。
気になる方は耳栓やノイズキャンセリング機能付きイヤホンなどの持参してください。
唯一欠点を上げるとすれば、布団が硬かったのか夜寝ているときに腰が痛くなり目が覚めてしまいました。
普段ベッドで寝ていて布団の感触に身体が慣れていないせいもあったと思うので、評価に困るところですが一応参考までに記しておきます。
【1階】浴場、イートインスペース
無料で使える浴場あり
はたごやの1階には宿泊者は無料で何度でも入れる浴場があります。(入浴のみの利用は1時間1,000円)
浴場は16:00からチェックアウトギリギリの9:30まで開いています。
壁面に大きな富士山が描かれていて銭湯のような雰囲気です。
しっかり清掃して綺麗にされています。
浴槽は4~5人入ればいっぱいになる大きさで広さはないですが、お湯は貯めっぱなしではなくちゃんと循環されています。
備品はリンスインシャンプーとボディーソープが置かれていました。
宿泊するとハンドタオル、バスタオル、館内着、歯ブラシ、シェイバーが無料で付いてきます。
楽な館内着でウロウロできるのはビジネスホテルにはない良さですね。
洗面所はカプセルフロア各階と1階浴場横にあります。
イートインスペース
はたごやは飲食物の持ち込みができます。
途中外出はいつでもできるので、チェックインしてから買い出しをしても大丈夫です。
1階の共有フロアにイートインスペースがあり、自由に使っていい割りばしやウォーターサーバーが用意されています。
場所柄、外食をする人がほとんどだと思いますが、近くには三平ストアというスーパーや、大久保方面まで行けばいくつかのスーパーや食品コーナーがあるドンキがあるので食費を安く済すこともできます。
【地下1階】休憩所、コインランドリー
地下1階にもフリースペースがあります。
地下はフリースペースのみで客室はないので、夜遅くまで談笑しても問題なさそうです。
洗濯機と乾燥機は1台づつ置かれています。
歌舞伎町周辺にコインランドリーはないので役立ちそうです。
はたごや周辺情報。歌舞伎町の治安について
日本有数の繁華街歌舞伎町にあるので、周辺エリアの充実度は言うまでもありません。
ちょっと外に出れば、コンビニ、飲食店、レジャー、夜遊び、なんでもあります。
最近の歌舞伎町は治安も比較的いいので、路上キャッチや怪しく声をかけてくる人についていかない。有名チェーン店以外は下調べをしてから入る。この辺を守れば安全に楽しく過ごせる街です。
はたごやのある通りはピンク系のお店が並んでいて一見ちょっと怪しい雰囲気なんですが、歌舞伎町の入り口に近く、人通りが多い場所なので夜遅く1人で歩いても特に心配はありません。
一本通りに入った場所にあるので店内に騒音が聞こえることもなくとても静かです。
感想
歌舞伎町のど真ん中に1泊風呂付で3,200円はコストパフォーマンスが良いです。
価格を調べてみたところ、平日も週末も同額の日が多い(基本的には値上げはない?)ので、特にビジネスホテルが値上げする週末はお得感があります。
近くのビジホだと、週末は1泊1万円以上は当たり前ですからね。
悪い意味で歌舞伎町的であったり、格安ドヤ的な殺伐とした雰囲気もなく、和風旅館っぽい落ち着いた内装のおかけで外の喧騒を忘れてリラックスできました。
カプセルホテルなので、どうしてもいびきや部屋の狭さなど目をつぶらないといけない欠点もありますが、そこを含んでも満足できるお宿でした。
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